早寝と熟睡のススメ ~素晴らしい明日を迎えるために~

人間関係

眠りの種類とサイクル

眠っている状態にはいくつか種類があり、一番深い睡眠のことをノンレム睡眠と言います。このノンレム睡眠状態を長い時間維持できれば体はとても休まっていき、翌日も十分な体力を維持する事できるとされます。どなたでもこの深い睡眠状態と浅い睡眠状態は寝ている間に交互に入れ替わり、だんだん時間が経つにつれ浅い睡眠状態が長くなって最後は目覚める、というのが典型的な睡眠パターンです。

一般的には長い浅い睡眠よりも、短い深い睡眠の方がより健康的な睡眠がとれるとされていますので良い睡眠の最大のポイントはいかに深い睡眠がとれるように準備ができるか、にかかっているとされます。一般的に最低でも6時間の睡眠をとるよう健康維持のためには推奨されますが、深い良質な睡眠がとれているのであれば多少6時間より睡眠時間が短くても生活において問題のないパフォーマンスが発揮できるようです(といっても睡眠を削って仕事に打ち込むのは長期的な健康を考えるのであれば推奨できることではないようですが)。

いずれにせよ同じ時間寝るのであれば浅い睡眠よりも深い睡眠を目指しましょう。最初のページで挙げたよく寝るための各項目は寝つきをよくするために重要な行動であると同時に多くは深い睡眠を得るために体をリラックスさせるためのものでもあります。各項目は人によって合うもの、あまり合わないもの、効果が十分に出るもの、あまり効かないものと、その人の体質によって大きく変わるかと思います。できるだけたくさん試してみて自分にある睡眠対策を理解してみましょう。

そして深い睡眠”ノンレム睡眠”と浅い睡眠は交互に入れ替わると書きましたが非常に重要なポイントとして入眠180分、うち特に最初の90分が深い睡眠を得る上では最重要の時間とされます。もう一度書きますが入眠して最初の180分がよい睡眠を得る上で最も重要な時間です。この時間を全力で寝られるようによく準備をしてベッドに入りましょう。

早起き体質への改善!

さて、よい睡眠を得るその目的は、健康な生活を送ること、そうです。そしてもう一つ大事なことがあります。是非早起きを目指してください。昔から”早起きは3文の得”と言われますが本当です。ただの3文ではなく複利効果がついてくるといっても過言ではないほど早起きには価値があると思います。

考えてもみてください。もし仕事をするにも夜というのは集中力が非常に落ちます。科学的に起床してから12時間を経過した脳はそこから次の12時間(もちろん起きていればの話ですが)、加速度的に計算能力や集中力を始めとした仕事に必要な能力は落ちていきます。とすればその分早く寝て早く起き、スッキリした状態で同じ仕事に取り組んだ方が断然効率が良いのです。実際人間の脳がもっともシャープなのは起床して目が覚めてから約4時間と言われています。夜と全く逆のことが言えるわけです。

ではどのように朝型に転換していくのか? 

まず前述した方法で十分に質の高い睡眠をとっていただくことが前提です。個人差はありますが通常7時間よく寝ればとてもいい状態で毎日活動できるとされますので、ベッドに入って起きるまで7時間になるように計算して寝ましょう。基本の型としてポイントの一つである”毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きる”、これを実践していただきます。

では今まで12時に寝て、7時に起きていた人がいきなり10時に寝て5時に起きられるかといえば、これは難しいとされます(人によっては案外簡単にできるという人もいますが)。なので5日、もしくは1週間単位で起きる・寝る時間を15分ずつづらしていきましょう。こうすれば20日で1時間、30日で1時間半、ムリなく起床サイクルを早めることができます。週末もできればサイクルを崩さずに決まった時間に寝ておきましょう。7時起きの人が1時間ずらして6時起きをしたければゆっくりと1週間で15分ずらす方法をとっても一か月で6時起きになれます。

早起きをする目的を持とう!

もちろん朝起きてすぐにやるべき仕事や趣味があれば早起きも達成しやすいものですが、もし何の目的もなければわざわざ早起きするのは難しいもの、しかしその日一日の充実感を最大化し、また人生をより良い方向に変えていきたいのであれば是非”モーニングメソッド”をしていただきたいのです。僕は妻にこのモーニングメソッドを一緒に実践してほしくてわざわざ早起きするためのポイントをまとめ彼女に実践してもらった、という経緯があります。つまりモーニングメソッドを一緒にするために手段として早起きをしてもらった、という経緯がありました。

さて、次回はこの僕達夫婦の人生をより良いものにしたモーニングメソッドのついてお話していきましょう。

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