2012:USCPA初受験と会計専攻へ
一応日本にいるときにメイン州へUSCPAの受験出願をして出願自体はパスしていました。学校の語学コースも軌道に(?)のり、チャレンジが必要とも感じていたのでまずは力試しにREGの受験をすることにします。結果は、、、
プロアクティブの提供する問題をやり込み、さらにBISKの問題もやりこみ挑みましたが結果は72点で不合格。「あと3点かー」と叫びましたが今考えるとその3点が長い道のりなのですね、、 しかし全く見込みがないわけでもない、という事がわかったので逆にモリモリとやる気が出てきたのでその後の戦略をあれこれと考えるようになりました。
それと同時に受験州を含めた出願地選びも考える必要性が出てきました。というのもこの時期いろいろな州で出願にあたり必要なビジネスや会計の大学の授業の単位が改定されてきており、継続してメイン州受験のNTS(特定の期間内にテストセンターで科目受験申込をするための受験票)を取得するにも新たに授業単位が必要になってきたと記憶しています。そこで必要な単位の少なさと取りやすさを考慮してマサチューセッツ州かニューハンプシャー州に州を変更しようと考えましたがいずれにしても大学で関連の授業をとらないといけないため、プロアクティブで提供されているグアム大学のオンライン単位取得システムと、語学コースで通っているセーラム大学の会計学、税法、ビジネス法の授業を戦略的に取得していくことにしました。
語学コースは卒業し、大学本科の授業を取ることにしました。Salem State UnversityにはAccounting Certificate Programという会計関連の授業を10科目30単位をセットとしてすべて履修するとCerificate(終了証)をいただけるというプログラムがあったのでそれを受けることにしました。ニューハンプシャー州のUSCPAライセンス取得要件は150単位の大学単位、その中に30単位の会計関連単位と24単位のビジネス関連単位が含まれていなければなりません。僕は日本の大学は外国語学部卒でありその中にビジネスや会計に当てはまる単位は2単位しかなかったため、Salem State UnversityのAccounting Certificate Program30単位とさらにビジネス関連として経済学とマネージメントの授業単位、そして足りない分はグアム大学のオンライン単位取得でまかないました。実はプロアクティブ提供のオンライン単位取得はSalem State Unversityの対面授業と比較してもかなり安く(当時一科目3単位あたり対面授業が$1000ドル程度、対してグアム大学オンラインが$200ドル程度だったと思います)ありがたくグアム大学は使い倒しました。
そんなこんなでシャカリキに授業を受けながらBISKやプロアクティブのUSCPA過去問などを解きまくっていた2012年も暮れていきました。単位を取り終えるまで受験申請はできなかったのでそのまま2013年も過ぎていき私生活では会計学の学生をやりながら彼女にプロポーズし、婚約することとなりました。
コメント
初めてご連絡させて頂きます。能勢 紗登と申します。以前からLuckyさんのブログを拝見させていただいておりました。
今回、いくつかご質問があってご連絡させて頂きました。
就活前に日本の予備校を使用して州を問わずCPAを取っておいた方がアメリカ就職には有利なのかを、お聞きしたいです。
私は現在テキサスの大学に正規留学している2回生です。専攻は会計学を専攻しています。四年制大学卒業後はアメリカでファーストキャリアを築くという目標があります。しかしながら、現状アメリカ就職はしっかりと計画を立てなければ難しく、またCPAの取得は費用と時間を有するものだと理解しております。私は特にテキサスでこのまま住み続けたいとも思っておらず、テキサスで受験要件を満たして、最終的に四大卒業後に受験するのを待つより、就活前に日本の予備校を使用してほかの州のCPAを取っておいた方がアメリカ就職には有利なのかを、お聞きしたいです。
また、アメリカ国内のBIG4で就職したいと考えている場合、ボスキャリで日本のオフィスではなくアメリカ国内オフィスでの職を得ることは可能なのでしょうか?Luckyさんのボスキャリについての記事を拝見させていただきました。私はボスキャリについて以前から調べてはいるものの、お恥ずかしながら詳しい内情までは知識がありません。ボスキャリについて、ご教授いただけることがありましたら、どんな情報でも構わないので教えていただけると幸いです。
お忙しい中、大変ご恐縮ですがお返事いただけると幸いです。
能勢さん、こんにちは。
僕のブログを見ていただきどうもありがとうございます。ご連絡の件ですがわかる範囲でお答えしますね。
CPAを取っておいた方がアメリカ就職にあたり有利かどうか、ですがそれは取っておくに越したことはないという回答になります。ただハードルは高く時間的な制限がかかるので、CPAにチャレンジすることで何ができなくなるかも考慮したほうがいいと思いますし、その状況次第では一番良い選択になるかどうかはその人次第となります。
CPAをとるということは会計に関連した就職先を探しているという考えかとは思いますが、どういう形で(企業の経理か、会計事務所か、そのた会計系コンサルか、日系チームか、ローカルチームかなど)就職を考えているかでアドバイスも変わるかと思います。もちろん能勢さんがアメリカで就労するためのビザあるのかどうかも重要な要素です。
僕の知る限りBIG4では日本オフィス採用のブースよりアメリカ国内採用ブースの方が多い印象です。ですのでボスキャリを足掛かりにアメリカ国内での就職先を見つけられる可能性はあると思います。
ボスキャリについてはどのような情報が必要でしょう? 僕のツイッター(@Larkey_Larkey)をフォローいただければバックしますのでそこからDMさせていただきます。お役に立てるようであれば是非ご連絡ください!
また、フルネームをいただいていますが、この質問を僕のブログで公開してしまってもよいものかどうか迷いましたが、公開せずに返信はできないようなのでとりあえず返信した次第です。気にされているならコメント自体を一度消しますがこのままで大丈夫ですか?