どーも駆け出しブロガー、らーきいでございます。
人間関係をうまく作ってきたのですが、それを一瞬で壊してしまうもの、ご存じでしょうか? そう「怒り」です。
強い感情は相手にもちろん強いインパクトを与えるのですが、その中でもとりわけネガティブに強烈なものは喜怒哀楽の中でも怒において他にありませんね。
この「怒り」ですが、家族関係、友人関係、職場での関係、どこにおいても通常マイナス効果を与え、関係を良くない方向に、場合によっては破壊します。どなたにも一度くらいは取り乱したことで「あんな風に言わなきゃよかったよ」後悔していることはあるんじゃないでしょうか?
実はこの「怒り」、練習次第でコントロールできるものなのです。それも山奥に行って滝行やれとか毎日2時間瞑想して人格を高めろとか、そんなハードルの高いものではありません。さっそくやり方について書いていきます。
目次:
1.怒りへのメカニズム
2.怒りやすい性格
3.アンガーマネージメントを身に付けるメリット
4.怒りを抑える方法
1.怒りへのメカニズム
前置きがかなり長いので具体方法から知りたい方はイキナリ当記事の3ページ目#4を見ていただきたいのですが、まずは理解の順番から「怒りのメカニズム」、つまりなんで怒っちゃうの?というのを説明したいと思います。
怒りというのは2次感情と言われています。つまり怒りに繋がるなんからの1次感情があり、きっかけとなる事象でもってその1次感情が怒りとなって現れるということです。例えば子供が食べている飴を落とししまい土が付いて食べられなくなったとしましょう。その場合、子供はまず飴が食べられなくなって悲しいと思うはずです。そしてその悲しさを発散させるべく泣き出し、怒る。このような順番で怒りが発せられます。
別の例を挙げますね。ある企業の大きなプロジェクトが見事に失敗してしまいました。何億という損失を抱えます。原因は明らかにそのプロジェクトの総責任者である部長の采配ミスで、関わったプロジェクトのメンバーはみんなその事を分かっています。その後の善後策を考える会議にてその責任者である部長は同僚であるそのプロジェクトに関与した社員から、その采配ミスを的確に他のメンバーの前で指摘されます。そして会議中、部長は真っ赤になって怒ります。さて、ここに隠れている一時感情は部長自身のミスを引き起こした「不甲斐なさ」、また皆の面前でミスを指摘されたことによる「恥ずかしさ」。こういった一次感情を受けた上で2次感情である怒りが発せられるのです。
このように怒りは原因となる「マイナス感情」となんらかの「きっかけ」が掛け合わされることにより発せられます。ですのでどちらかを抑える、うまくコントロールすることで「怒る」というアクション自体を「しようか、それともしないでおこうか」自分で選択できるようになるんです。もしこちらが怒る側ではなく怒られる側であった場合、相手が何故怒っているのか(往々にしてこれが良くわからない場合がよくありますが)を察するにあたり、「きっかけ」だけを考えるのではなく、その裏側のマイナス感情は何か、を考えてみることで答えに早くたどりつけるかもしれませんね。
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