キューバ旅行記 面白かった体験集5 キャバレートロピカーナについて

旅行記

6/18/2022

どうもー駆け出しブロガー、らーきいです!

スゴイ、、、 圧巻!!

アメリカで有名だというので一人で見に行ったキューバの名物ダンスショー、キャバレートロピカーナ。どんなものかと思っていたら想像のはるかに上を行く代物でした。タクシーで到着したら、ドアを開けてくれるドアマンがいて、電光サインを瀟洒に使った、フロントデスク、その先にあるのは大きすぎない野外ステージ。

テーブルには各人にナイフとフォーク、ナプキンが用意され、ドリンクが注文できます。ショーには無料のコーラとハバナクラブの3年物(ラム)が各テーブルにつく、氷も用意されており、ショーの途中に自分でラムコークを作れるようになっています。

さてゆっくりドリンクやスナックを楽しみながら待つこと1時間、ライトが消えて突然ショーがスタートします。

ステージのBGMグループのカーテンがオープンしショータイムのきらびやかなライティングに変わる、ステージから、そして自分が通れた観客用の2本の通路からド派手は衣装(でも裸に近い、、)のダンサーがつぎつぎに現れ、ピシッとシンクロしたダンスを繰り出すのです。

メインステージの左右にあるバックステージにも同じ衣装のダンサーが現れ、まるで観客がダンサーたちに囲まれているよう、一瞬でそれまでの寛いだ空気が変わり、別の世界に連れていかれたかのような感覚にとらわれられます。上部と左右にもある立体的なステージの効果で自分達観客が完全にステージの中にいるような構成になっているのです。

この時に「なんだ、この空間は!?」と感じ、彼らのショーが今まで僕が見てきたものと全く違うかのように思われ、そしてそこから長いと思われていたショータイムの2時間があーーーーーっという間に過ぎていきます。

次々に繰り出されていくステージダンス、同じサルサをベースにしたものでしょうか、一回が大体5分から10分、しかし毎回確実に違うものが披露される。きらびやかなオープニングステージから始まり、ダンスごとに全く違った(でもやはりド派手な)衣装、異なったタイプの音楽、飽きさせないのはペースの付け方がうまい。

早い音楽のショーが終わったと思えば、次は少しスローテンポだったり、ダンスの種類が変わったり、と絶妙な緩急をつけた構成になっていて、観客は休みのないダンスの応酬にくぎ付けになってしまいます。ダンスがひと段落したと思えば今度はSiging in the rain でマジックショー、繰り出される雨傘のかずかずは見事のものです。そしてまたダンス、基本的には各ダンスにはシンガーが歌を付けており(ほぼ全部スペイン語、もっと意味が分かればおもしろかったのに、、、)その歌も当然ハイレベル。

しかし、ダンスの合間に歌のみのショーもはいります。これがスペイン語で何を言っているのかわからないにも関わらずとんでもないうまさであるということはわかるシンガーなのです。まるでクリティーナアギレラの生歌を聞いているようでした。

鳥肌が立ってしまうような歌声で、情熱的に歌謡曲(っぽい?)歌を披露しています。そして息をつかせぬテンポで次のダンスショー。観客の拍手が全く終わらないタイミングでダンサーがそこらかしこから現れて観客を取り囲むようなダンスを踊り狂うのです。

オープニングステージに並ぶきらびやかなフィナーレが観客を圧倒した後、最後にはステージにシンプルな衣装の4人のダンサーが現れ、シンプルなサルサを踊ります、司会が本日誕生日にあたる各観客を祝った後、そのステージダンサーたちが観客にダンスを促すのです。もう若い観客達はテーブルから立ち上がり踊り始めてしまいます。

司会者ののせ方やダンサー達の観客への誘い方もうまい、5分もたたないうちにそこはクラブと化してしまい、みんなダンスを踊りまくる(もちろん踊らず帰ってしまう観客もいましたが、、)しかし最初から終わりまで観客を飽きさせない見事な構成、ショーとしてうますぎです。終わりには配られたハバナクラブ3年ものが次々に空になってゆきます、、、、

もう2時間なってあっという間でした。最初は「2時間もあったら間延びするだろうな、、」と思っていましたが、完全に裏切られました。トイレに行く時間も惜しいほどの素晴らしいダンスとショー、情熱的で張り詰めた空気、うまいラムコーク、こんなショーが世の中にあるのか、と思ってしまったのです(これでもNYのブロードウェーやいくつかのシルクドソレイユ、ブルーマングループなど有名なショーはいくつか見てきたのですが)が、このトロピカーナは段違いのレベルの高さです。

もう圧倒的にイイ! ダンス、歌、ショーの構成、空気づくり、劇場のセッティング、総合的なプロデュースのレベルの高さは個人的にはLV99でよいと思います。これがアメリカ人から「カリブのモンテカルロ」と歌われたハバナがほこる最高峰のショー、「トロピカーナ」。その90年を超える歴史に裏打ちされたその叡知とテクニックは伊達ではないと言えましょう。

これほど「行ってよかった」思うショーは今までありませんでした。そしてショーが好きならハバナに来て「トロピカーナ」に行かないのは人生大損してると言いたい、、、「トロピカーナ」は120点満点超です。

その衣装の凄さ、とりあえず派手なのであります。なんとオープニングからあたまに赤とシルバーのサボテンのようなものが乗っていたし、他にもヤシの木が頭から生えていたり、極めつけにはシャンデリアが頭に乗っているものがありました。ショーと歌にもおそらく歴史的な意味があるように見えます。キューバ現地民とスペインから征服者と思われる衣装でのアクロバティックダンスは素晴らしかった。こっちも乗せられて体が揺れてしまいます。

もしキューバを訪れたなら是非行っていただきたいキャバレートロピカーナ、これ以上おすすめできるショーはありません。

ひとつ商品紹介をさせてください! 僕が旅行には必ずお供してもらう愛用カバン、吉田カバン/ポーターのスリングショルダーバッグです。これは僕の家族から誕生日にもらった大切なものなのですが、その機能美ときたらもうこの上はありません(と信じています)。かさばらない大きさでありながら、十分にいろいろなものが収納できるサイズ、使い分けができる3つのホルダー、いくらつかっても非常にスムーズに稼働するファスナー、そして他のバックパックを背負いたいときには前掛けにして胸の位置でモノの取り出しをすることも可能、そしてシンプルで美しい外観デザイン、、、、これほど旅先でも日常でも使い勝手のいいバッグにはお目にかかったことはありません。極めつけはその頑丈さ、4年間さまざまな旅先や日常のお出かけで使っていますが、全く破れたり壊れたりする予兆もなし。

もしあなたが旅行用のサブバッグをお探しでしたら吉田カバンはこのらーきいイチオシ、間違いなく買いです! 興味がありましたら下のリンクからどうぞ!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_6698-1024x768.jpg

モノ取りを警戒してよくカバンを前掛けにしているブログ主

コメント

タイトルとURLをコピーしました