ニューヨーク近郊の会計士 仕事日記 30  会計知識の習得について

アメリカで就労するためのビザについて

 

こんにちはー 駆け出しブロガー会計士、らーきいです!

僕はBIG4での監査経験を経て現在USCPA監査人としてアメリカのニュージャージー州の会計事務所にて主に日系企業の監査、レビュー業務に携わっています。

さて、規模の大きさにかかわらずプロフェッショナルファームで働くにあたっては職業人としてのレベルアップは必須となります。これができていないと大きい(=厳しい?)ファームではレイオフになる可能性が高くなりますし、そこまでいかなくても昇進、昇給がストップしたりするでしょう。なので監査人というは日々の成果と同様に自身のレベルと評価については戦々恐々なわけです。

職業人のレベルといっても評価項目は多岐にわたりますし、自分自身で設定した特定の目標も存在します。そういったアイテムに対し他者から見てどれだけ達成されているかで自分の評価は決まってくるわけですね。 

その中でも監査人として高い比重がかかるのが「会計、監査知識」とその応用力なのです。これは会計人としてもっとも基礎を為す項目であり、監査人のアイデンティティーと呼べるものかと思います。

アメリカで監査人としてマネージャーになるにはUSCPAの資格は必須であり、これがないとどんなに優秀なシニアであってもマネージャーに昇格できません。なのでマネージャーはUSCPAは取得しているわけであってこれは「ある程度の」会計知識はもっていることになります。

しかし奥深い会計監査の世界からすればUSCPA取得に必要な会計知識は言わば「幅広いが最低限の基礎」です。これがないとまったく仕事にならないくらいのもので、実務をやっていくには多くの会計領域でより深い知識をつけねばいけません。

例を挙げるのであれば売上認識、法人税計算、連結会計、リース会計、etc,,, 一言で書いていますがこれらひとつひとつのテーマに膨大な解釈や応用方法が存在しており、これらに対しある程度基礎的なコンセプトや計算方法を身に着けており、顧客の状況に応じてどのように理論を応用するか、具体的な応用方法がわからなければBIG4などが発信している解釈集を紐解き、応用方法を具体化させていかないといけません。必要があればこれらの道筋をメモとして作成し、だれが見ても納得するような会計手法を用いていることを表示する必要があります。これがマネージャー以上に求められる会計的なテクニカル技術です。

実のところ、ブログ主はこうしたテクニカル分野があまり得意ではなく日々こうした技術の習得に頭を悩ましています。

最近は習慣化の重要性に気づき一日少し(例えば30分)でもこうした勉強や専門書の読書に取り組んでいこうとしています。一日少しですが毎日です。まあなかなか進みませんが本を少しでも読めば確実にページは進むので少しは励みになりますよね。

しかし実務上で扱う事案の対応だけでは狙ったテーマをピンポイントで身に着けることもできないので、自分で学習の時間を取って行う。こうしたカメの歩みをしていくのが一番の近道だと信じてやっていきます。先は長いですね。

こちらのブログ主はアメリカの会計業会に興味のある方や、アメリカで働きたい方へボランティアで相談に乗っています! 興味のある方はコメント欄やツイッター・X(@Larkey_Larkey)からご連絡ください!

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