B’z 楽曲レビュー#21 / 俺よカルマを生きろ 歌詞の意味を独自に解釈&解説!

楽曲レビュー B'z

こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!
今回はB’zの2019年5月リリース、21作目のオリジナルアルバム NEW LOVEに収録されている「俺よカルマを生きろ」を独自に解釈し、解説します!

なんかB’zってたまにぶっとんだタイトルの曲出しますよね、古くは「太陽のKomachi Angel」とか、「もうかりまっか」とか、「兵、走る」だとか、、、、 この楽曲もその系統なんだろうな、とブログ主は確信しています。だって俺よカルマを生きろすよ。そもそもカルマって、、、

アルバムのタイトルとジャケット、すごく好きなんですよね、でっかく「NEW LOVE」そして宇宙から地球を見つめる構図。いつまでも新しさを感じさせる、そしてその壮大さを感じさせる愛「LOVE」。ウィキによると稲葉さん曰く「30周年が終わって改めて『自分達が好きな音楽をやっています』という気分をタイトルにした」、そして「新しいことにチャレンジしていく気分と、これが我々の好きな音だという意味を含めている」と語っているそうです。

そしてこの「俺よカルマを生きろ」なんですが、これも稲葉氏が見た歌舞伎の演目から(!)インスピレーションを得たということでした。調べてみると『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし、通称・「切られ与三」)から影響を受けたとのことで。稲葉氏曰く、”「色男がヤクザの女に手を出して、見つかってボコボコにされる」というストーリーで、その中で「散々な人生だったが、昔の良かった時代に戻りたいか」「いや戻りたくない」というシーンをスカッとして良いなと思い、この歌舞伎の演目をモチーフにした詞のメモを制作した”、という、、、 まさかの歌舞伎べースでした。”もう戻るもんか”という歌詞もここからとっているわけですね。

その「切られ与三」のあらすじを見つけてきましたのでざっと見ておきましょう;

①商家の若旦那・与三郎が、いい女・お富と運命の恋に落ちる

②しかし、実はお富は、危険な筋の男・源左衛門の女であった

③デートの現場に乗り込まれた与三郎は刃物でメタメタに切られ、お富は海に身を投げて命を落とした(にみえたが、、!)

④それから数年が経ち、傷だらけの与三郎は落ちぶれ、ならず者となってしまっていた

⑤ある日与三郎がゆすりたかりで入った家に、死んだと思っていたはずのお富が! なんとお富は、違う男の妾(めかけ)になって囲われていた…!

なんとも痺れる生き様、与三郎ですね。さて稲葉さんはここからどんなインスピレーションを得たのか、読み解いていきましょう!

次ページからは歌詞を解説!

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