ニューヨーク近郊の会計士 仕事日記 番外編 軽く小説(的長さ)! USCPA合格まで道のりと彼女への感謝 日本編

USCPAの勉強法

パワハラライフ・社会人2年目

S課長は僕の一年目の成績を念頭に接し方を考えたのだと思いますが、それはもう、朝会では怒られる、業務中立ち上がれば呼ばれて怒られる、 業務中座れば呼ばれて怒られる、お客に電話すれば 呼ばれて怒られる、一日の成果がなければ怒られる、という、「根本から鍛え直す」ということを念頭においた、パワハラ型新人教育でした。

とにかく朝から晩までずーっと怒られます。

今思うともう面白いのですが、休憩室に1時間くらい特に意味もなく立たせっぱなしだったり、四季報(上場企業の情報が記載されば分厚い本)投げつけられたり、「おまえは半人前以下なんだからパソコンの画面も半分くらいしか必要ねーだろ」と言われてパソコンの画面を半分隠されたりと、「一体それはどのような効果があるのですか?」と言わんばかりのカワイガリでした。

とにかく2年目の一年は死ぬほど怒られました、ストレスも相当なもので、毎日ぐったり。よくあの時ハゲなかったなあ、と今でも思います。これをアメリカで今自分のチームメイトにやったら間違いなく自分がすぐクビになること請け合いですが、今考えると「S課長なりに愛があったんだな」と思えるから不思議ですね、もう経験したいとは思わないですが。

しかしこの経験のおかげで自信過剰だった自分の立ち位置と他人に対する目線の合わせ方はようやく学ぶことができたのかな、と思います。

次のページに続く

コメント

タイトルとURLをコピーしました