ニューヨーク近郊の会計士 仕事日記 番外編 軽く小説(的長さ)! USCPA合格まで道のりと彼女への感謝 アメリカ編

USCPAの勉強法

デロイトニューヨークオフィス内定

そして、少し時間が流れ、僕は毎日学校で最終面接にあたりオフィス訪問の連絡がこないか神経をとがらせていました。そして僕がCPA試験の勉強を学内でしている時、電話が鳴ります。

まずはEYの担当者からでした。EYはオハイオオフィスで希望を出しており、是非一度オハイオ州のコロンバスにあるオフィスに訪問し、ヘッドパートナーを最終面接を受けて欲しいとの連絡を受けました。もちろん移動の飛行機と宿泊先の先方持ち、朝訪問したオフィス入り口には「Welcome to EY Columbus office, Mr. らーきい(EYコロンバスオフィスへようこそ、らーきいさん」とわざわざ立て札を用意してくれており、なんかすごく感動しました。

そして実際にコロンバスへ行く前の話、僕が大学から嫁の実家へ帰るバスのなかですが、デロイトニューヨークの採用担当シニアマネージャーから電話です。

なんと「NYオフィス訪問は飛ばしてもらってOKですが、内定です! 是非デロイトで一緒に働きましょう!」と!!!

2014年の9月から就職予定となったのです。このデロイトから内定連絡の電話をもらった時のことは忘れません。それまでの人生の中でも結婚に次ぐくらいの最も感動と幸せな瞬間の一つだったと思います。「いつかBIG4で働いてみたいと思っていたけどまさか25歳過ぎて会計の勉強始めて30歳過ぎてNYの30Rockで働けるなんて、、、」と心の中で反芻していました。こんな願い、半ば叶わないと思っていたのです。常に僕のことを応援し続けてくれた妻にはこれ以上できないくらいの感謝をしていました。そして結婚式の時に母から贈ってもらったTシャツに書いてあった文字「夢は叶う」、ああ、本当に叶ったよ、母さん、、、。

(今思うとなんですが30歳なんて全然若いです。アメリカでは履歴書に年齢を書く必要がないし、やる気があれば何歳でも考慮してくれます。)

その後KPMGアトランタオフィスからもオフィス訪問のお声がかかりましたが。デロイトには電話から数日前に承諾の連絡を入れていたため、KPMGオフィス訪問の誘いは丁重にお断りいたしました。

本当に最初は腕試し程度の気分で挑んだキャリアフォーラムでしたが一気に翌年のプランが確定し、ある意味夢が叶ってしまいました。「アメリカで監査人」になる、という夢ですね。こうしてこの後僕と嫁はマサチューセッツを離れ、NYのクイーンズであらたな生活を始めることになります。ついに僕達の「自立した生活」を始めることができたのです。

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